全く関係ないこと
ちょっと野球とは関係のない話。。。
別に病んでる訳では無いけれど、世の中の出来事でふと思ったことを
文字に残してみようと思いました。
先日、電車内での窃盗のニュースを見かけました。
もちろん、容疑者の方は逮捕されました。犯罪者です。
逮捕の証拠となったのが、たまたま現場に居合わせた方の動画です。
被害者から財布を抜き取る瞬間が記録されていました。
その映像はいわゆる一部始終と称されニュースで流れました。
被害者の周りを物色する様子から、財布を抜き取るまで。
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この映像を見ていて思ったのですが、何故犯罪の証拠が賞賛されるのか。
犯行現場をおさえ、言い逃れのできない証拠というのは理解しています。
容疑者逮捕の重要証拠。事件解決の鍵です。
それは賞賛されますよね。
しかし、この時私が抱いた感情はそんな物ではありませんでした。
例えば、事故の瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像。
これは、予測不能の事態を記録する術と思います。
今回の映像は、今まさに目の前で犯罪が起きようとしている
その瞬間を記録した物。
目の前の犯罪を止めることが出来なかったのか。
そう思ってしまいました。
根底に、犯罪を犯す行為自体は紛れもなく裁かれるべき行為です。
しかし、そんな人を、その行為を、起きる前に犯す前に止めることは出来ないのか。
仮に、その場で今回の容疑者に声をかけ、犯行に警鐘を鳴らしたとして
そこで揉め、トラブルに発展するかもしれません。
ここでの私は、起こりうる可能性のトラブルの事は考えていません。
目の前で起きる犯罪を傍観者として見届け
犯罪者が1人増える。
これでは犯罪は減らないだろうなと思いました。
たしかに勇気のいる行動だと思います。
そんな行動ができる人が、日本にどれだけいるのだろう。
ダメな事はダメだと言える人。
他人の話を聞き、受け入れれる人。
そんな人が1人でも多くなれば
1人でも犯罪者は減るのかなと思いました。
この世から少しでも犯罪が減るように。
犯罪者が減るように。